24時間子供と暮らすライフスタイルから一転
世間では父親は働きにでて、
母親が家事育児をする。
うちのスタイルは世間とは違い、
ぼくは自由スタイルで仕事をしているため、
主夫兼経営者。
妻は主婦。
子供は上は高校生。
下は0歳。
合計7人の子供。
朝一番早く起きるのはぼく。
高校生のお弁当作り&朝食作りからスタート。
7時前に送り出し、小学生組と幼稚園組を起こして、
朝の準備をさせる。
小学生組を送り出し、幼稚園組はぼくと徒歩で通園。
小さい子は在宅なので、
ちび達と遊びながら仕事を1時間ほど。
その後、子供達に頼まれた買い物。
食材の買い出しに出掛ける。
※二カゴ買っても1週間もたないのが子だくさんの現実。
子供達はみんなパパっこの為、
学校幼稚園から帰宅すると、
「ねぇーパパー」の大合唱。
土日の休日はぼく一人で4-5人連れて遊びに行くことや、
あれ食べたいこれ食べたいで、外食に連れて行くことも日常茶飯事。
一日全てが子供に始まり子供に終わる毎日だったけど、
子供達の笑顔を見ていると、
それが全く苦にならない状況でした。
子供達は特殊なスポーツをやっているので、
片道1時間弱の送り迎えを週5-7日。
ほぼぼくと行動することが多く、
母親より何かあったら父親。
そうなってしまいました。
この光景はどうなのか?
母親としての立場がなくならないか?
疑問に思った事がたくさんあり、
子供達には「パパばかりじゃなくて」
そう伝えるようにしたが、
結局「パパに言いな」と言われてしまうため、
改善できずに過ごす。
子供との交流時間も多く、
子供は自分の全てでした。
そんな子供中心をしていたある日、
子供達を失いました。
残ったのは高校生の息子一人。
ぼくが不在の時に「出ていく」と息子に伝えるが、
息子は「学校行きたいしパパのところにいたい」
そう言って登校をしたと本人証言。
ぼくが帰宅すると息子がポツンと一人。
洗い物はそのまま。
玄関にあった子供達の靴がない。
家の中は荒れたいる。
異様な光景に立ち竦む。
息子に「何があったの?」
そう聞くと「ぼくもわからないけど、出ていくって言ってた」
頭の中は真っ白。
子供達…
何でぼくに連絡してこなかったんだろう。
きっと助けを求めたくても、求められない環境だったのだろうか…
どこにいるかすらわからなく、
学校に連絡しても取りあって貰えず。
ただただ待つ生活が始まる。
待つというのはここまで苦しいものなのか?
子供達からもらったお手紙が至るところにある。
「パパ大好きだよ」「ずっと一緒にいようね」
そんな言葉が散りばめられた手紙。
毎日毎日子供を失った事に泣き続けました。
※今書いていて泣きそう。
気分は落ち込むばかりなので、
片づけをしようとやり始めても、
これから渡そうとしていた手紙。
書き途中でやめてしまった手紙がまた大量に出てくる。
「表彰状」
「あなたは私たちの事を大変よくやってくれています」
なんて物を見つけた時は、家で一人大号泣していました。
そんなつらい日々を過ごして1週間が経ったある日、
とあるところから一通の書面が届く。
※長くなるので続きはまた書きます。